第14章 蜂蜜
ー研磨sideー
「…穂波?」
半分寝てるような状態で、
とろとろになっておれのしたいようにされてる穂波が良すぎて、止まれなかった。
やや乱暴だったかもしれない。
否応なく、腰動かしちゃったし、首まで絞めちゃった。
…だって、気持ち良すぎるし、かわいすぎる……
ずっと触われなかった分、大事にもしたいし、好きなようにもしたい。
どっちかしかできないってことはないし、、、
ただ、穂波が飛んじゃったっぽい。
虚な目でおれの顔の横を通り過ぎるように見てるっていうか、
なんかとにかく視線が合わない状態で、
時折身体をぴくぴくって小さく揺らしてる。
声をかけても反応がない。
「…ごめん、ちょっと止まれなかったし」
『………』
「止まれない」
今までならここで一旦身体離してた。
また意識が戻ってからすればいい、じゃないけど。
でも今日は、無理。
少し人形みたいな穂波に改めて腰をぐっと沈めると
『…うぁッ……』
なんだろう、声じゃない声。
音。
喉からじゃなくて肺から出てきた音みたいなのが溢れた。
焦点の合わない目を見開いて、身体をビクンッと大きく反応させて。
言葉やアイコンタクトでのコミュニケーションは取れないのに、
身体の内側がものすごい、反応してる。
十分濡れてたはずのそこは、更に愛液を溢れさせておれを溺れさせる。
締め付け波打ち、おれを……
「…っく ごめん 穂波 イく……」
呆気なく果てさせた。