第14章 蜂蜜
裏(〜P839)
研磨くんはわたしがまだ目を覚ますまでの間に、
いろんなところに触れていたみたいで。
指が、入ってきてわかった。
もうわたしの身体はほぐれきっていることに。
ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ… ぐちゅ…
イイところだけをねっとりと執拗なまでに触れてくる。
深くキスしながら。
そんなことをされてはわたしはあっという間に、
『…ッん……はぁ』
達した。
それを見届けると研磨くんは指を抜き、舐め取り
それから休む間も無く挿入した。
その、指ではない、膜を纏った、研磨くんを。
寝起きというか寝込みを襲われて、
ふわふわと、ぼんやりとしたままの状態で達したところに、
大好きな人のそれが、はいっていくるというのは… それだけで苦しい。
奥まで入ると深く甘いキスをして、
それから胸を弄りながらゆっくりと腰を前後に揺らし始めた。
その瞳はわたしだけをとらえ、射抜く。
こっちのことなんて今は考えていられない、とばかりに、
研磨くんの腰使いはどんどんと激しくなっていった。
『…っん あっ …研磨くッ……』
「…ッ ふぅ… 気持ちい…」
わたしは甘い声を漏らし研磨くんの名前を呼び、
研磨くんは快感に身を任せていた。
「……っあー 無理 すごい、おれのこと欲しがってる」
『…んっ やぁ』
事実でしかない、いつだって研磨くんが欲しい。
でも今日は特別だ。欲しくて欲しくてたまらないのだ。
わたしの身体は研磨くんにもっとちょうだい、と。
早くちょうだい、と言わんばかりにうねりながら研磨くんを締め付けた。
「…苦しい?」
『…くッ』
「エロ……」
そっとその手が、指が、首に伸ばされ、頸動脈をくっと絞めた。
静かで冷ややかで、でも確かに興奮していて、綺麗なその目に見下ろされて、
苦しいのと気持ちいいのと幸せなのが相まってわたしは、飛んだ。
その直前、一度大きくびくん、と身体が跳ねた。