第12章 Hi!
ー研磨sideー
…いや、誰。
昼ご飯食べよって一旦、台所に向かって、携帯をみたら
穂波とカズマと知らない人が一緒に映った写真が送られてきてた。
ちょっと前だ。
今昼過ぎだから、向こうは夜の7時とかそのくらいかな。
…この人、おれとはまた違った感じで写真写るの下手。
笑おうとする努力が仇になってる…
おれはそもそも笑おうとなんてしないから
【またまた再会があったの。カズくんのすんごいかっこいいシーンも見ちゃった。
そういえば、カズくんとお風呂はダメって言ってたけど、一緒に寝るのはどうだったっけ?】
穂波は、カズマへの警戒心ゼロだ。
そもそも警戒心とかないけど、カズマにはほんとにない。
それから、むしろくっついていられるなんて嬉しい、的なのがどんどん強くなってる。
追いかけられてた側がいつに間にか追いかけてるみたいな。
そういう構図がそのうち出来上がりそうなくらい。
…まぁ、カズマはずっと追いかけてそうだからその時が成就する時なんだろうけど。
…ていうかどういうこと。
【まぁ、別に良いんじゃない?】
おれの横にいるとあんなにムラムラする穂波が、
隣に寝ても平気って思うって、結局そういう風に見てないからでしょ。
それって、どうなのかな、男的に。
手、出す気失せないかな。
逆に手出す場合もあるかか。おれも男なんだよ、とか言って。
……でもカズマはまだきっと、年齢とか体格のこともあって、
穂波がその気にならなきゃ大丈夫。
…え、いや待てよ、前キスしてたよな……
【やっぱダメ】
こと穂波に関しては特に、
防衛策を張りすぎるのはつまらないって思ってるけど。
クロが前なんか言ってたし…
おねショタとかなんとか……
だめだめ、そんなの絶対だめ。