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どうか笑って。【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】

第12章 君への思い


俺は斉藤。今日は俺の通う道場の師範、煉獄先生との約束で北千住にきた。俺がホワイトデーに渡す彼女へのプレゼントを買いに行くと言ったら、煉獄先生に「俺も同行してよいか!」と言われたから一緒に行くことになったのだ。煉獄先生とは稽古の休み時間中、恋愛話をよくする。煉獄先生が恋愛初心者すぎて、心配になるけど、今度のホワイトデーに中彩さんに気持ちを伝えると張り切っていたから、応援してあげたい。とりあえず、女の子の変化にはちゃんと気づくようにと、ちゃんと褒めてあげるようにと言った。ちゃんと実践してるだろうか。

約束の場所に着いてから少しして、煉獄先生も来た。

「待たせたな!斉藤少年!」

「煉獄先生、…」

俺は煉獄先生が明るく手を振るのを見た後、その隣にいる女の人に視線を移す。

何故中彩さんも一緒にいるんだ。隣の中彩さんは俺を見て、ぺこりと頭を下げた。俺も頭を下げる。

「す、すまない斉藤少年!中彩も北千住に本を見に行くというのでな、途中まで一緒に来たのだ。」

煉獄先生はあからさまにしどろもどろだ。

「なんか着いてきてしまってごめんなさい。私はルミネの本屋さんに行くので…」

中彩さんはそういうと煉獄先生と俺に手を振って、ルミネの方に歩き始めた。「ああ!また後でな!」と煉獄先生が中彩さんに手を振る。中彩さんと離れるのが名残惜しそうで、俺はつい笑ってしまう。

「煉獄先生、あんなに中彩さんに大好きオーラ出していたら、バレてしまうんじゃないですか?」

「何っ、大好きオーラだと!?」

なんだそれは!と言いながら煉獄先生は自身の身の回りを確認するようにくるくると身体を回す。大きな声に周りの人達がひそひそと煉獄先生を見る。

煉獄先生、鬼滅の刃に出てくる煉獄さんそのまんまなんだよな…俺はため息をついて煉獄先生が被る帽子を深くした。

「先生、あんまり大きな声出さないでください。目立ちます。」

煉獄先生は、むっ!?と言って深くなった帽子に視界を奪われ驚いていたが、自分で少し調整すると、「斉藤少年と中彩はなんだか似ているな!」と笑った。中彩さんも大変だな…と俺はもう1つため息を着く。

「煉獄先生、行きましょう。とりあえず菓子売り場を見に行きます。」

「ああ!行くとしよう!」
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