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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


「っ……」



顔が近い。



「どうしたんです?王との謁見、そんなに上手く…いかなかったのですか…?……少し心を落ち着けましょうか。竪琴を弾きますから、貴方が好きな夜想曲を」



何故だ?
何故、こんなにも心を乱される?



シャララン。



那岐の竪琴。

しっとりと、それでいて湧き出ずる水のように広がる音色。

とても心地が良いその音色に、がんじがらめになっていた心の糸も解けていくようだった。



「あぁ、良かった……」



ぎゅっ。

演奏が終わると同時に、冨岡は那岐を抱き締めた。



「義勇…様?」

「義勇。お前だけはそう呼んでくれ」

「え?でも……私は妃姫じゃないし…」

「なら……『妃姫になれば良い』」

「え、だって…!義勇…!きゃっ!」



そのまま、寝台に那岐を押し倒す。



「王に言われた、妻を娶れと」

「でも、私は宮女だし…」

「俺は、貴妃を選ぶなら那岐がいい。那岐じゃないと駄目なんだ……///」

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