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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


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「那岐、大臣数名から税上げの提案が出ていたが、どう思う?」



政治に関する案件にも彼女は意見を述べてくれるので、冨岡としては彼女の横がとても居心地が良かった。



「これ以上民から搾取できるとは思えないわね…」

「だろう?さて、どう代案を立てるか……」



冨岡の真剣な横顔に。

ちゅ。



「那岐?」



なぜ今口付けられたか分からないといった顔を向ければ。



「ふふ。相変わらずね」



と、彼女が笑う。



改めて彼女を妻に迎えたのは、ちょうど三年前。



俺が十七になった時だった。

煉獄をはじめ、他の王子達も妻を娶(めと)り、独り身だったのは冨岡だけだった。



そんな時だ。

王が妻を選べと言ってきたのは。



正直、どうでも良かったのだが、冨岡が傍に置いておきたいと思ったのは着飾った姫達ではなく、いつも横にいた那岐であった。
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