• テキストサイズ

少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


$$$


「やり過ごせて、良かったですね」

「………」



聞いたことのない組織の名だった。

ノアズアーク、得体が知れないな。



「義勇様、お疲れですか?」

「………いや、少し考えごとをしていただけだ。それより」



グキュー……

盛大に朔の腹の虫が鳴く。



「す、すみませんっ!///」

「………いや、腹が空いたのか?」

「あのっ………はぃ///」



殿方の、主様の前で腹の虫が鳴くなんて……

文字通り、顔から火が出そう。

彼女が落ち込んでいると……



「そうか。なら、何か買って来よう」


すっくと立ち上がると、冨岡は朔の右手を隠すように握り、歩き始める。


「………はい」



このお方は、義勇様は、優しい。


前の主様とは違う………


朔と同じく、冨岡もまた、昔を思い出していた。


/ 285ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp