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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


「それは……」


その言葉の真意を確かめようとした時だった。


ドカァンッ!



「レーダーの反応はこちらであります!」



爆発音と共に数名の兵士と思われる人間達が、義勇達のいる廃屋へやって来た。



「何だ?」

「そこの者!此処で武器を手に入れなかったか?」

「武器?」



コイツのことか。

冨岡は咄嗟に朔を自身の背中に庇った。



「彼女はお前の連れか?」

「そうだ。生憎、宿がいっぱいで雨風を凌げるならと此処に一晩泊まっただけだ」



彼女の存在を気づかれてはいけない。

義勇の直感がそう告げている。



「手荒な真似は止めなさい」

「上官!」



後ろから出てきた人物が恭しく頭を下げる。



「失礼致しました。私達はノアズアーク。エディルレイドと呼ばれる伝説の武器の保護活動をしております」

「そうか。悪いが俺と彼女は流浪の旅ゆえ先を急ぐ。伝説の武器とやらがどんなものかも分からないのでは、協力も致しかねるからな」


『右手を隠せ。急いでこの場から離れるぞ』


どこまで伝わったかは分からないが、彼女は冨岡の視線に頷き、右手を袖で隠す。



「俺達はこれで……」



冨岡は朔を連れ、その場を後にする。



「上官、よろしかったのですか?」

「十三宝珠(じゅうさんほうじゅ)でなければ特に拘りはしないさ。久しぶりの反応だからな。少し泳がせる」

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