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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「今は指だけでいいにしてるが
そのうちコレ、挿れるから」

「っえ⁉︎こ、コレ⁉︎」

服の上からぐっと押し付けられているだけだが、
充分な大きさが伝わってくる。
入るワケがない…!

「大丈夫だ。お前がいいと思えるまで
俺は待ってるから。それまで指で
思い切りほぐしてやるからな」

そんなバカな。

「いやよ、何で私が…」

言いかけた私の言葉を遮って

「今度は俺が訊いていいか」

急な話題変換についていけない私に
今度は質問をするという彼。

「お前俺の事どう思ってた?」

……言えない。
本人を前に…

「何だ遠慮することねぇぞ」

……。

「自信家で横柄で、
したい放題のわがまま王子だと思ってた…」

「まじで⁉︎そら嫌われるわ…」

苦笑いする彼。
その顔がまた可愛くて
私はつい吹き出してしまった。

私が笑った事に気を良くした彼は

「ま、他でもねぇ睦の目に
そう映ってたんなら、そうなんだろう。
だがこれからは違うぞ。
全力で挽回するから覚悟しろ」

不敵な笑みを浮かべた彼は
誓いを立てるかのように
恭しく私の手の甲にキスをした。

「…だから…そういう所でしょう?」

私が、この人の事を自分勝手だと思う所以だ。

「正直に言うけれど…。
ここへ連れてこられてから
私毎日出口を探してたの。
わけもわからずこんな所にいたくなかった」

「…そりゃ…衝撃的なハナシだな。
お前は俺の元から出て行こうとするのか…。
ここは睦にとっていい場所じゃねぇんだな」

髪を何度も撫でられるのはとっても心地よくて、
私はつい、失礼な本音を洩らしてしまう。

「…うん。ごはんはおいしいし、
すてきな所だけど…」

「淋しかった、か?」

言葉尻を奪われたかと思うと、
言うつもりはなかった本音をぴたりと言い当てられ
私は呆然とした。
そこは『淋しかった』ではなく
『つまらなかった』と言おうとしていたのに。

随分と鋭い人のようだった。
少しだけ怖い…

「そうか…悪かったな。
だがここからは出られなかったろ?」

「そもそも出口なんかなかった。
ひとつだけあったけど…衛兵がいて…」

「そりゃ、不審者は防がねえとな。
ここには俺の大切な女たちがいるんだ」

大切な、女、たち…

「…そうよ。だから、私なんか必要ないのよ」




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