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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第49章 .☆.。.:..期待:*・°☆.













蝶屋敷の庭を横切り駆け抜けた私は
門へ向かって
狭い通路を更に走った。



訓練という名の掃除を終えて
ほうきを小屋に片付けた私は
母屋の方へと向かっていた。

するとなにやら話し声が聞こえてきて…

なんだろうと顔を上げると
そこにいたのは善逸くんとそのお友達、
それから2人に向かい合う音柱様だ。
私は、音柱様の背中側にいたから
幸い見えてはいなかったはず。

まぁ彼の鋭さをもってしたら
気配を感じ取られてはいたかもしれない。

でも何だかその面子が…
ほんの予感だが
ちょっと面倒な匂いがして、

——だって仲良しには見えないし。

巻き込まれるのはごめんだと思い
そっと去ろうとした時

『睦は俺のモンだからだよ』

って。
はい?
って訊き返したくなるような言葉が
音柱様の声に乗って聞こえて

今のは聞いたらまずいヤツだと
頭が判断した瞬間、
音柱様がクルッとこちらを向いた…

思いっきり合った。
目が。
後ろの2人も私を見ている…

あれれ。
この人たちは
今なんの話をしていたのかな。
なんか、ものすごい事を言われたような…

俺の?
俺のモノって言ってた?
私の聞き間違いかも。
でも私、耳はいいんだ。
聞き間違いなんかした事ないよ。
いやいや、
だけど音柱様がそんなこと言うわけない。
だって私に
やめとけって
言ってたもん。
その本人がまさかそんなことを言うだろうか。
いや言ったのか?


ほんの短い間に
私の頭の中は色んな考えが
ぐるぐる回っていた…

それに気を取られていたけれど
3人の視線が集まっている事にハタと気づき
その場から逃げ出した。

去り際に何か口走ったような気がしたけれど
そんな事は記憶になかった…



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