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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第49章 .☆.。.:..期待:*・°☆.





「変な意味じゃないよ。
そんなふうに思う
善逸の方がおかしいと思うぞ」

「んー…でも何にせよさ
俺、櫻井さんの助けになりたいな」

「そうだなぁ。何か出来たらいいけど
向こうはそう思ってないんじゃないか?」

竈門がそう言うと
善逸は少しの間の後、

「それがさぁ…」

ニヤけたツラが容易に想像出来る声を出した。

「さっきさ、何かあったら
1番に相談させてねって言われたんだぁ」

そして俺は
それを信じられない気持ちで聞いていた。
睦が、このガキに
そんな事を言ったのか。
この俺にはそんなこと
ひと言も言わねぇくせに。

俺より善逸を頼る…?

確かに、俺の態度が悪かった。
そこは認めるよ。
逃れようもねぇ。
だからって、
頼る相手がよりによってこいつ?

あり得ねぇ。
絶対ぇ許さねぇ。

「ツラいこととか相談されてさ
それに答えたりとかしてるうちに
ちょっといい雰囲気になってきたりしたら
俺どうしよー⁉︎
もしかして泣いちゃったりとかしたら
慰めてあげてさ!そしたら
俺のこと好きになってくれたりとかしないかな?」

「いやー、ないんじゃないかな。
櫻井さん、しっかりした人だから」

興奮する善逸と対照的に
竈門は至って冷静だ。
俺も竈門に1票投じよう。

「普段しっかりしてる人って
障害に弱かったりするんだよー?
そんな時に助けてくれる人が現れたら
ちょっと惹かれたりすると思うんだよね」

いやぁな笑いを浮かべたような声。

それは正に、俺が回避したかった問題だ。
そんな時に付け込んでも
勘違いでしかねぇと思ってやめたヤツだわ!

確かにあいつには付け入る隙があった。
そりゃもうそこかしこに。
でも俺はやめたんだ。

だからって、やめたのは
俺以外の男に譲るためなんかじゃねぇ。
睦の、
ケガに対する気持ちが整うのを待つためだ。

故に、ガキ相手だとしても
この状況を放置してはおけない。
大人げないと言われてもいい。
周りはしっかりと
押さえつけておく必要があるのだ。
そりゃもう、
絶対ぇにおかしな気を起こさねぇように。


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