• テキストサイズ

【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第49章 .☆.。.:..期待:*・°☆.






おいで、なんて言ってはみたものの
実際来てみたら面倒になったのかもしれない。

お腹すいたとか、
一緒に食べろとか
うるさかったのかな。

めんどくさがられたのかもしれないし。


でも、蝶屋敷のお部屋を
貸して下さっていた蟲柱様には
もう出て行くって言っちゃったし
今更また厄介になんて
言い出しにくいにも程がある。

て事は、
自分ちに帰るしかないか。
誰かが居てくれる事に慣れた私は
1人帰るのが嫌だった。

…ほらね、こうなるから嫌なのだ。

1度日常を乱されると
戻るのが難しくなる。
流されやすいタチだってわかっているのに
押しに負けた。

世話になったくせに礼も無しかって言われて
それもそうだと思って
ご飯係としてここまで来た。

だけど
私はそれだけじゃないんじゃないかって
どこかで勘違いをしていたんだ。
この人は、私の事を好きで
来て欲しいって思ってくれてるって
勝手な事を思った上で
自分のわがままを解放してしまった。

私の事なんか好きなわけがないって
ずっと否定していたのは
こうなるのが怖かったからで、

なのに居心地があまりにもよくって
とうとう自分を甘やかしてしまった。

そしてそれを今更、後悔しているのだ。


揶揄われてるってずっと思ってたのに。
ちゃんとブレーキをかけていたのに。
信じてぶつかってみようかなと思った途端に
相手が引いてしまうというこの現実。

事を急いてしまったのだと気づいたが
もう後の祭りだ。

まぁ

そんなにうまくいくわけがない。

思い通りにいくのであれば
私は今、
こんな境遇に悩まされてはいないだろう。
鬼退治一筋でやってきて
しかもその道を断たれるかどうかの
瀬戸際に置かれているのだから。


そうかぁ…
仕方ないとはいえ、

今夜から、また独りぼっちか


寂しいな…
なんて

言えるはずもないけれど


























/ 2219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp