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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第48章 .☆.。.:..卒業*・°☆.





話しかけた所で返事はない。

…当然か。
睦の純粋な気持ちを
踏み躙ったも同然なのだから。

そのつもりはなかったとはいえ
思い切り傷つけてしまった。
どう謝ればいいものか…

「ごめん。こないだの今日で、
そこまで気持ちが固まったとは思わなかった。
またムリしてんじゃねぇかって
そっちばっかり考えてた」

そうやって、ちゃんと伝えるしかねぇ。

でも反応はなく、
あんまり続け様に話しても
効果はないような気がして
俺は睦の出方を待つ事にした。

しばらく、じっと静かにしていた睦は
泣いているのもごまかせるくらいに
呼吸を整えたのか、

「何言ってるの。先生が謝る事じゃない」

早口でそれだけ告げると
ブランケットに顔をうずめて
うつ伏せになるほど
ベッドに身を沈めた。

声は穏やかだけど…
いじけている…?
いや
傷ついて…?

…両方か。

「睦を守ってる気でいたんだよ。
でも違ったんだろ?」

「違わないよ?先生の言った通り、
もっとちゃんと考える」

「ごめんて。考えたろ?考えたんだよな?」

そうだよ。
こいつが軽はずみにそんな事を言うワケがねぇ。
そんな事、
俺が1番にわかってやらなきゃならなかったのに。

「まだ足りなかった。
だから今考えてる」

考えてるって…

「…何を考えてんの?」

絶対ぇ違う方へ行ってる気がするぞ…。

「どうしたら、先生に必要とされるか」

やっぱり。

「あのなぁ、俺は常にお前を必要としてんの。
でも無理やりはあり得ねぇ。
だからホントに心が決まったのかを
考えろって言ったんだよ。
見当違いな事を勘繰ってんじゃねぇぞ」

「うるさいな!さっきちゃんとそう伝えたのに
先生が私をいらないって言ったんだよ」

「いらねぇなんて言ってねぇよ」

「一生待ってろアホ」


——アホか、よく考えろ

——俺様が待ってやるって言ってんだから
待たせてりゃいいんだよ!


そこですかね。
それに対する毒ですか睦さん。


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