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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





「そうだよ!
始まってもいないから終われないんじゃない!
だからいつまでも一緒なんでしょ⁉︎
いっちばんムカつく‼︎」

「おーい、ちょっとホラ…な?」

「な、って何よ!余計な口出しすんなって?」

「いや違ぇよ、俺はただ、」

「あーあぁ、今はそんなんじゃないってコト?
お互いオトナだし
次のステップへ進んじゃいましたか!」

「……」

だめだこりゃ。
俺が何かを言うたびに
悪い方に進んでく…

黙ってた方が、得策か…?

「しかもなにさっきのあの感じ!私はこの人の全部を知っていますみたいな顔しちゃってさ!アンタの知らない所も私は全部知ってますからーって?そりゃそうでしょうよ!先生は優しいし、色んな話し聞いてあげたんでしょうね!そしたら先生の事だって知れるでしょムッカつく!どうせ私は知りませんよーだ‼︎先生の、ことなんか、何にも…」

火山が噴火して、
溶岩が噴き出すみたいに怒り散らしていた
その勢いが緩んだ。

それと同時に涙腺は崩壊。
あれだけ殴りつけて来た拳も
今は力無くダランと両脇に垂れていた。

…気が済んだだろうか。
だが…随分と中途半端な所で終わったような…

こりゃまだ続くか。

ただ、涙が滝のようだ。
こんだけ泣いてたら、さっきのように
怒り狂うことなんてできやしねぇだろう。

それにしても、
まるで酔っ払いだな…。
怒って泣いて…

「わたしは、…先生の事なんにも知らない…
知らない自分が、いやで…
だけど私なんかさ…オンナですらないから…
うぅ……っ」

泣いて…
泣き上戸?
いや、呑んでねぇし。

「何言ってんだ…?」

本気でよくわからねぇ。
またなんか暴走中だな…?

「順を追ってちゃんと話せよ。
答えるに答えらんねぇ」

「いい…」

睦はグスッと泣きながら
俯いてしまう。

「いいや、よくねぇ。
何を好きなように言い散らかして諦めてんだ。
ようするに百鬼が気に入らねぇんだろ?」

こちらから訊いてみると
睦は小さく頷いた。

おぉ?
少し素直になったか…?

「あの人いやだ…先生と仲いいんだもん…」


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