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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





ソファに深く座っていた私は上体を起こして
そちらに目をやった。

先生が帰ってきたかと思って
ついそうしたけれど、
玄関に人影はなく…

ピンポーン

と、インターホンの音が鳴り響いた。
いつもと違う様子にハッと身構える。

なんでかな。凄く怖い。

リビングの入り口についているモニターに
誰かが立っている影が見えた。
遠くてはっきりは見えないけれど
先生でない事は確実だ。

確認しに行くのも怖い。
…あ、

もしかしたら、荷物の配達の人?

いやでも、下のエントランスに
受け取りボックスがあるはずだ。
ここまで来る事はないって前に先生が……

そうだよここは、
この階は、先生しか住んでいないんだ。
エレベーターにセキュリティがついているはず。
先生と私しか、入れないはずなのに…

私が戸惑っているうちに、

ピンポーン

2度目のインターホン。

…私の家じゃないけれど、
出た方がいいんだろうか。
それとも勝手に出るなって怒られる?
むぅ……

あれこれ悩んでいるのは性に合わない。

私は意を決してソファから立ち上がり
リビングの入り口へと向かう。
その壁に取り付けられたモニターを覗き込むと
俯いていて顔までは見えなかったけれど
白っぽいスーツと長い髪が映っていた。

…女の人だ。

女の人…
先生の家に来る女の人、?

誰なのかなんて、
だいたい想像がついてイヤじゃない?

しかもスーツだよ。
デキる大人の女って感じ?
だけどこんな時間に訪ねてくるなんて
ちょっとおかしくないかな。
普段なら仕事に行っている時間だもの。

もしかして、知ってるのかな、
仕事をサボったこと。

あ、昨日、私がお風呂に入っていた時に
連絡してたのはこの人かもしれない…
不死川先生にもしてたんだろうけど。

そう思うとますます、
私の身体は動かなくなった。

…いやいや?
でもさ、単に保険の営業とかかもしれないよ?
…違うな、保険の営業なら女の人2人で来るし

だけど私がいるのをわかっていて、
わざわざ鉢合わせするようなヘマ
先生がするはずもない…


私はそこから玄関のドアを凝視めた。



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