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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





「…ふふ。どこでも連れてって」

「おぉ、連れてってやるよ…
でも今日は行かねぇぞ。
お前、疲れてるだろ…?」

乱れ髪を手櫛で直してくれながら
先生は切なげにため息をついた。

それがやけに色っぽくて
どきりと心臓が跳ねる。

「ん…」

いろいろあったからね…

「睦?」

「え?」

きつくうもれていた先生の胸元から
ぱっと顔を上げた。

だって、急に先生が呼ぶから。
話の流れが変わったような気がしたんだ。

「…いや。…ここに、いるんだなぁって…
思ったんだよ。睦が、俺の所に」

「……」

私を見る目がいつもと違う。
何がって言われると、表現し難い…
でも確実に違う。

うぅむ……

なぜなのか、何処がなのか、
それを探すためにジィッと先生の目を凝視めると
先生は困ったような笑みを浮かべ

「なぁによ。ほら、フロフロ。
睦はここで待ってろな」

私のことをスッと離した。

そして勢いをつけて起き上がり
そのまま振り向きもせず
部屋を出て行ってしまった…。






























——やべぇ。

やべぇんだよ、あんなふうに凝視められると!

わかってるよ、あいつはただ、
様子のおかしい俺を疑問に思っただけなんだ。
だからって
あんなに無垢な目ぇ向けられたって、
答えられるワケねぇし!

女らしい身体つき。
聞いた事もないような甘い声。
上気した頬と、色っぽい表情…。

普段とのギャップ満載の…
そんなもんが目の前にあって、
俺の身体が反応しないとでも⁉︎

いやいや、
そんなみっともねぇ姿は見せらんね。
とりあえず距離を取らねぇと
何をしでかすか自分でもわからねぇ。


自分で自分を慰めるような、
そんなことはさせねぇと
睦には言っておきながら
いざ自分はこのザマ、ってか。

情けねぇ限りだが、
睦の……好きな女のあんな姿、
我慢なんかきくワケがねぇっての。

あーもう…

とりあえずフロ溜めよ。
んで、あいつをとっとと入れちまおう…



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