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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





「もう大丈夫そうか?」

「うん…すごく楽」

「メシも食えそ?」

「ごはん…」

私は先生から腕をといて
自分のお腹に手を当てた。

「お腹すいたかも…」

「そりゃよかった。じゃなんか…」

「作る」

「ん?」

「作る。私が」

「え…今日は俺がやるけど」

頭上から降って来る先生の声。
最初からそのつもりだったようで
『何言ってんの』の顔をした。

まだ心配してくれてるんだよね。
わかるけど。

「作りたい。…だめ?」

これでだめだって言われたら諦める。
ちゃんと自分の希望を伝えてみた。
言えって言われているから。
でも迷惑かけたし、
先生がだめだって判断したのなら
ちゃんと言うこときかないと。

「だめ…って言えねー……」

おや?

「だめじゃないの…?」

「そんな言い方、反則だろー。
お前そんなワザ無かったはずじゃねぇか」

先生が頭を悩ませているのがわかる。
私には、その理由がわからない。

「……」

反則…
ワザ……

すぐには理解できないワードを
立て続けに並べられて、
私はそれを頭の中で整理する。

「…もうひと押ししてみ?」

「えぇ…?なに?なんの事」

まだ整理しきれていないのに
新たな問題発生だ。
まったくわからない…

「作りたいという気持ちをだな、
もっと俺にアピールしてみな」

なにゆえそんな事を…?
と、小さな疑問を抱いた私は

「…だめなら無理しないから、」

そこまでしてもらわなくてもいいと思ったのに

「違う違う。余計なことはいいから、
ほらアピールタイム!」

どうやら先生は
『もうひと押し』をしてもらいたいみたい。
えぇと…

「…お世話になったし、
おかげで良くなったから
先生にご飯作りたい」

「オッケー」

親指を立てた先生。
今度は二つ返事でゴーを出した。


「最初から作らせてくれるつもりだった?」

「いや、俺が作るつもりだった。
でも作りたいなんて言われたら
作らせてやりたくなるだろ?
でも本調子じゃねぇのに
無理に家事なんかさせらんねぇし。
だけどお前がそこまで言うんなら
作ってもらおっかなーって思うワケよ。
お前のメシ、俺は食いてぇしな」


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