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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





「先生の所がいいって意味ですか?」

…なんかさっきからトゲがあんだけどー。

「絡むなよ。
詳しい事は話せねぇが
ちょっと手ぇ貸してやらなきゃ
櫻井はやってけねぇんだよ。
俺はあいつの相談に乗ってるだけだ」

「…家庭の事情って事ですね」

「まぁそうねー」

そういう事だよな?

でもまさか、
同居してるとまでは思わねぇだろうな。
向こうの家からこっちの家に入った、
っていう意味の『家庭』の事情だけど。

あいつは今や俺がいねぇと
帰る場所すら無いのだから、
言い方は大まかではあるが
間違いではないはずだ。
まぁ…
そこまで詳しく話す必要はねぇ。

「他の先生たちもご存知という事ですよね?」

「…なんかさ、俺に恨みとかあんの?」

「ありません」

「その割にゃいちいちトゲトゲだよな、
話し方がよ」

「気のせいじゃないですか」

「……」

うそをつけ。
めんどくせぇなぁ。

「で?もう満足したのかよ?」

できればもう帰ってほしい。

「彼女どうするんですか?」

ソファに乗っかったままの睦を
じぃっと凝視めていたが
そいつはチラリとこちらに目を向けた。

俺が睦をどうしようが
てめぇに関係あんのかよ。

よっぽどそう言ってやろうかと思ったけど…
それは問題だよな。
なかなか堅苦しいモンだなぁ。

「あいつは自分のいいようにする。
勘違いすんなよ、
俺がどうこうするんじゃねぇんだからな」

「……」

睦への執着心が見て取れる。
俺にとっての邪魔者だ。

「…調子悪そうだし、
今日はこのまま帰るだろうな」

そう打診してみる。

すると少しだけ肩を落とし

「そうですか…」

特に歯向かう気もないようだった。
それならこのまま、
睦には話を合わせてもらおう。

「先生が送ってくとかないですよね⁉︎」

「だからなんなんだよお前はぁ!
そんなモン知るか!1人で歩けなかったら
そうもなり得るだろうよ。
歩けねぇのに帰しようがねぇだろうが!」

「それはそうですけど…」

「いいから早よ行け。
来んの早すぎんだよ。
メシ食ってねぇだろどうせ」

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