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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第79章 家族の形$


「悪ィ、遅くなった」

「大丈夫です。では、私も入ってきますね」

「おゥ……」



明るく振舞っているが……

幸は随分気落ちしている様に見える。


どうしたものか……



「………」



どうしよう。


一方、不死川と入れ違いに浴室にやってきた幸だったが、先程の会話の件もあり、ゆっくり入浴する気持ちにはなれなくなってしまった。


それどころか、自分だけが焦っていた事実に頭を抱える事態となった。



「実弥さんは悪くないのに……」



今はまだ二人で居たいと言ってくれた。


彼が私の事を労わってくれたことも、大事にしたいと思ってくれたことも嬉しいと思う。


けれども……



「子供、嫌いなのかなぁ……」



不安がそのまま言葉に出てしまうくらいには、自分も動揺しているようだ。

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