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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第79章 家族の形$


「………」



彼女の気持ちを知り、嬉しい反面、もう少しだけ二人の時間を紡ぎたいとも思う。


相反する思いが不死川の胸中で交差する。



「私では……母には未熟、ですかね?」

「違う……俺は、もう少しだけ幸と二人の時間を過ごしたいと思ってる。もちろん、子供も欲しいのに変わりはねェが……だから、その……大事にしたいんだ、全部」

「……実弥さんの気持ち、嬉しいです」

「幸?」

「私、ちょっとだけ焦ってて。ひさばあが生きてる内に曾孫を見せなきゃとか、周りがどんどん赤ん坊を抱いてて……」



徐々に啜り泣く様な呼吸になっていく幸を不死川が抱きしめる。



「幸……」

「私、全部出来てなくて……」

「心配するな。幸以外の女を娶る気は無ェからな」


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