第78章 柱の子育て奮闘記
「ん……」
「あ、母様、起きたよー?」
「そうだな、勇輝哉。さっきのアレ、渡してやれば、母様が喜ぶぞ」
「うん!」
さっきのアレが何かは分からないが、何かを用意しようとする勇輝哉と、それを眺めている義勇が何とも微笑ましい光景で。
白藤も自然と顔が綻ぶのだった。
「母様!はい、これ!」
「白藤。受け取ってやってくれ」
「紙?」
少しくたびれた半紙を広げると、母様大好きという文字を見て白藤の動きが固まる。
「母様?」
「勇輝哉、ありがとう。母様はとっても嬉しいわ」
「えへへ」
「白藤、俺からも……」
「義勇さんから……?」