第78章 柱の子育て奮闘記
「こういう時は、宇髄様の所に行きましょう」
白藤の提案で鴉を飛ばし、来訪を快諾してくれた宇髄に感謝しつつ、一家総出でお邪魔することとなった。
「皆さん、お久しぶりです」
宇髄邸に入るといつものように三嫁が出迎えてくれた。
「白藤さん、久しぶりね」
「雛鶴さん、天海君は?」
白藤が聞くと、雛鶴は一度しゃがんで、視線を勇輝哉に合わせてから声をかけた。
「勇輝哉君大きくなったわね。向こうに居るわよ」
「分かった。お邪魔します」
「ふふ、偉いわね」
走っていく勇輝哉の背中を見送って、雛鶴は白藤に声をかける。
「今夜泊まっていく?」
「えっと……」
「その様子だとあんまり休めて無いでしょ?」
「う……」
痛いところを突かれてぐうの音も出ない。