第78章 柱の子育て奮闘記
「清凪(せいな)と静流(しずる)ばっかり……」
廊下で寂しそうに縮こまる勇輝哉を見て胸が締め付けられる。
双子が生まれてから、勇輝哉にあまり時間を使えない事に白藤も気づいては居るのだが……
「どうするのが正解なのかしら……」
長く生きてきてはいても、出産と育児は初体験の白藤である。
命を育てることがこんなにも大変だということに今更ながらに気づく。
「おしめかしら?」
「清凪も静流も大っ嫌い!!……えーん!!」
勇輝哉が泣き始めてしまった。
「あ!勇輝哉!」
「すまん、勇輝哉。父様と散歩に行こう」
「やーだー!母様とが良いのー!」
泣きじゃくる子供をあやすのは不得手なので、冨岡は苦悩する。