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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第72章 乞い願う、光を求めて


炭治郎の決意が揺らぐ。


その揺らぎを道満は見逃さなかった。




気がついたら、炭治郎は一人になっていた。


白い霧に包まれたその空間で、炭治郎は声をかけられた。


相手の素顔も見えないが、その声はこう言った。



『お前は、何がしたい?』



その問いに炭治郎は『強くなりたい』と答えた。


『強くなって、何を望む?』

「強くなって……」



何がしたいのだろう。



『鬼を根絶やしにしたいのか?』

「人喰い鬼を無くしたい」

『それは、どうすれば叶うのだ?』

「鬼舞辻無惨を倒せば、鬼は居なくなる」


けれど……


『そうか、ならば殺せば良いではないか?』

「でも、鬼舞辻は……」

『何に迷う?何故抗うのだ?』

「それ、は……」

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