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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第70章 咲くは朱なれど散るは白



「猗窩座、黒死牟、童磨。悪く思うな、私も直ぐにお前たちの元へ逝く」



舞山から龍を象ったような霊力が現れ、三体の式神をがんじがらめに縛り付ける。



「封縛!!」



舞山の言葉と同時に式神たちが紙片へと戻る。



「産屋敷とて神職に携わってきた家柄だ。私とて術は使える」


「それがどうした?」


「何!?」


「そうら、そろそろお目覚めだ」



蘆屋道満は冨岡と白藤を指差して笑う。



「目覚めるぞ。限界まで力を使ったあの娘は、真の鬼へと変容するのだ」


「白藤!!」



ドクン。


術の効果が切れる予兆だろうか。


鼓動が不自然に跳ね、倒れ込みそうになる。


藤の蔦で出来た球体の中で、手を繋いだまま向かい合っていた冨岡は彼女の異変を感じとり、くず折れそうになったのを慌てて抱き止めた。


「白藤!!」

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