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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第70章 咲くは朱なれど散るは白


彼と見た景色が、彼を想う心が。


今の私の、原動力だ。


だから、決して彼を傷つけさせはしない。



「血鬼術・藤の加護 二式!!」



ぐっ。


冨岡と白藤が指を繋ぐ。


冨岡の体に刻まれた藤の花の紋様が輝くと、二人を包むようにして、藤の蔦が這い回り、球状になる。


蔦で出来た籠は六芒星の篭目編み。


即ち、蔦の籠は結界だ。


「白藤……」


舞山さえ、驚いた。


龍神の神気を得た今の自分であっても、こうまで精度の高い結界は構築出来ないだろう。


白藤の行動で思い知る。


彼女が、あの若者に向ける思いこそ、愛なのだと。



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