第84章 新たな拠点、新撰組
「で、お前さん達はどうするんだ?こいつらみたいに希望はあるのか?」
原田に問われた乱と燭台切は、少し顔を見合わせてから視線を戻す。
「僕はこれといった希望はないかな。」
「ボクは…、打刀の稽古はあまり得意じゃないから、それを考慮してくれる隊がいいな。」
短刀は、どちらかと言えば懐刀としての用途が強く、打刀の様には振るわない。
「レンは…山崎だな。」
呼ばれた彼女は頷きを返す。
「おそらくは。次の任務の為に顔合わせをすると言っていましたから。」
「気張ってこいよ〜。期待してるぜ?」
永倉の言葉に、レンは了承の意を返す。
「さてと。んじゃまあ、土方さんの所に行ってくるかな。」
「だな。んじゃな、お前ら。」
原田と永倉はそう言って部屋を出て行った。