第23章 high
お仕事に行く前の研磨くんのお父さんとお母さんと一緒に朝食をいただく。
お父さんが先に食べ終えて、支度を済ませ家を出る。
お母さんも少しすると席を立ったので、お皿は洗っておきますと伝えた。
すごく、すごく、研磨くん家の日常っぽい風景の中にわたしがいる。
不思議な感じ。そして、とても …嬉しい!
「…穂波?」
『…ん?』
「にこにこしてどうしたの?」
『へっ わたしにやけてた?』
「うん、結構しっかりと」
『…研磨くんの日常にいれることが嬉しくて』
「…まぁ、おれ寝てることも多いけどね。そだね、おれん家のいつもの朝」
『うん』
「おれも穂波がいるの嬉しいし、
それと同時に穂波ん家で2人だけの時みたいな2人の日常があるのも嬉しい」
………。
もーいきなり何でそう言うこと言うんだろう…
「穂波?」
『あっ、うん。わたしも。わたしも嬉しい。本当にそう思う。
2人の日常はこれからどんどん重ねていこうね。2人じゃなくなるまで』
「うん、そうだね」
朝食を食べ終えて、
お皿を片付けて家に帰る準備をして、
少しのんびりしてから家をでる。
朝、研磨くんの家を出た。
これも初めて。あぁ、何だかとても嬉しい。
今日は朝からしっかり暑い。
2人で駅まで向かう。
駅前のコンビニで研磨くんがコンドームを買いに行った。
待ってて。って言われたけど、一緒に着いてくことにした。
2人の、だもん。