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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第10章 零の奪還


『壊れてしまったので機種変でお願いします』

携帯ショップのカウンターでは言った。

『クラウドにデータ残ってるわよね…』
「新規でお願いします」

降谷は横から口を出していた。

『機種変が良いのだけど?』
「身分証、持っていないだろう」
『え、あなたが持ってるんじゃないの?』

首を横に振る降谷には絶望していた。
スマホに残された何かを探ることができれば、降谷と出会ってからの自身を知れるのではないかとなりに考えていた。

『…新規でいいわ、名義はあなたね。機種はこれがいいわ…』

意気消沈したは新たなスマホを手に入れた。
そしてスマホを降谷に手渡した。

「?」
『あなたの番号いれてよ』

降谷はスマホを操作すると自身の名前と番号を登録した。

『ありがとう。私1人だとスマホの契約もできないのね』
「身分証を発行すれば可能だろう?」
『そうね、免許証は必要だわ』

車好きならしい一言に微笑ましくはならなかった。
その後に続く言葉は安易に予想がついた。

『そういえば私の車は?あなたのFDじゃなくて私のFDはどこ?』

降谷は動揺する。
記憶のないにどう説明すれば良いのか悩む…暇はびた1秒すら与えられなかった。

『どこ?』
「…廃車に」
『なぜ?』
「…燃えて」
『どうして?』
「…僕が……」
『僕が私の愛車を燃やして廃車にしたの?』
「違わない、が…」

は肩をがっくりと落とした。
チューニングからドレスアップまでこだわりを尽くした愛車だった。

『そう…廃車に…、きっと何か理由があったのよね。諦めるわ…』
「す…すまない」
『新しいFDを買ってくれてもいいのよ…』
「良いタマがあるか探しておく」
『頼んだわ…』

ただでさえ状態の良い球数が少ないFD。
もその事は把握しているため急かすことはなかった。
降谷のお眼鏡に叶うタマが見つかるまで結構な時間を要した。
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