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【名探偵コナン】Redo*misty【降谷/ 赤井/ジン】

第10章 零の奪還


『……ぅ…、るし…、ぷは!苦しい!』

降谷の胸板と腕に挟まれなかなかの悪夢のなかでは目覚めた。

「…すまない!」

降谷は慌てて腕を離した。

『寝ている間に抱き締めるなんて…』
「違う!君が先に抱きついてきたんだ!」
『そんなムキにならないでよ…、子供みたい』
「な…なん…」

口をはくはくさせる降谷を置き去りにはベッドを抜け出した。
ダイニングに向かうとテーブルに見慣れたものが置いてあった。

『これ、私の?よね?』

スマホを手に振り返る。
腕組をした不機嫌な降谷が背後に立っている。

「そうだ」

電源をいれてもディスプレイは動かなかった。

『壊れてる…のかしら』
「…残念ながら」
『ないと不便だわ』
「必要ないだろう」
『あなたと連絡とるにはどうすればいいのよ!まさかずっと私と一緒にいるつもりなの?』

現状任務に就いていないだけで、新しい任務に就けば降谷はまた多忙の日々を送ることになる。
の言う通りずっと一緒というわけにはいかない。
かと言って妖しく危なげな今のを1人にするのも降谷は避けたかった。

『大丈夫よ、今の私にはするべき事も、与えられた任務もないもの』

少しだけうつむいたの表情は翳っていた。

「わかった…、スマホを買いに行こう」
『ところで私の服は?着替えがないわ』

昨夜は教える気になれなかったクローゼットをに返した。

『さすが私!私の好みをわかってるわね』

降谷が何度も見たことのあるのワンピースに袖を通す。

『でもこれとかは…私の好みじゃない…』

ジョディーチョイスの洋服はやはり好みではなかった。

メイクをしてハイヒールに足を通せば、どこからどう見ても通常営業のにしか見えなかった。

『ほら、行くわよ』

勢いに流されて降谷はの後を追った。

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