第53章 紡ぐ未来
『玄弥くんお疲れ様でした。もっと早く抜けてきてよかったのに。』
玄「兄貴が離してくれなくて……。兄貴って酔うといつもああなんですか??」
『いつもはそんなに呑まないんですよ。私が呑めないので。あんなに呑んでるのは久しぶりです。玄弥くんにも会えて嬉しいんでしょうね。』
炭「玄弥、こっちに果物ジュース色々あるぞ。向こうはお酒しかなかっただろ。」
玄「そうなんだよ。炭治郎ありがとな。」
禰󠄀「カナヲちゃん紫も似合うねぇ。」
カ「ありがとう禰󠄀豆子ちゃん。でも、会うたび言ってない??」
禰󠄀「だって似合うんだもん!!しのぶさんの桃色も似合ってるし。」
カ「私のカナエ姉さんの形見壊れちゃったからね。しのぶ姉さんが自分のを私にくれて、しのぶ姉さんはカナエ姉さんの形見をつけてるんだよ。」
『実際すごく似合ってますよ。カナヲちゃんの紫は大人っぽく見えるし、しのぶさんの桃色はやっと年相応に見える気がします。』
そんなこんなでどんちゃん騒ぎをしていたが、日も暮れ始めた。
ちらほらと帰る組もではじめ、輝利哉様がこのまま残る組はお屋敷の中で…と言ってくださり始めた頃──…
杏が腰を上げた。
時「杏さん??」
『ちょっと輝利哉様にお話があって……。』
そう言って酔っ払い組に近づいていく。
『実弥さん、そろそろ。』
実「あぁ……そうだなァ。」
不死川が立ち上がると、周りの酔っ払いが騒ぎ始める。
宇「不死川ぁ、まさか帰るのか??」
実「まだ帰らねぇよ。」
酔っ払い組をあしらって杏の元へ辿り着いた不死川。