第53章 紡ぐ未来
禰󠄀「蜜璃さん!!お久しぶりです。遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございます!!」
蜜「きゃー!!ありがとう!!相変わらず可愛いわね!!」
善「目の前に素晴らしい光景が広がっている……。」
伊「何言ってんだよ紋一。」
善「善逸な。」
祈「これだけ集まってると流石に萎縮しちゃうわね。」
音「そうね。杏さんが遠いわ。でも、皆さん楽しそう。」
続々と揃っていく元鬼殺隊士たち。
各々再会を喜び合っていたとき──…
産屋敷邸の障子が開いた。
輝「久しぶりだね、皆んな。」
『輝利哉様。お久しぶりです。皆さんも。』
輝利哉様を中心に並ぶ5つ子に皆が頭を下げる。
輝「頭を上げてくれ。もう鬼殺隊はないんだ。皆んな自由に楽しんでくれ。実は今回の会を企画したのは私ではなく、父上と母上なんだ。」
そう言って自身の背後に視線を送る輝利哉様。
その先にいたのは──…
『耀哉様。あまね様。お久しぶりです。』
相変わらずお美しいあまね様とあまね様の手を借りてはいるが、ご自身の足で立っておられる耀哉様だ。
耀哉様の顔の痣は以前に比べると随分と薄くなっている。
耀「久しぶりだね、杏。みんなも元気そうで何よりだよ。今日は楽しんでいっておくれ。」
悲「ありがとうございます。」
それを皮切りにお花見もとい宴会が始まった。