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【DC】殺し屋と一緒。【安室透/降谷零】

第3章 雪と事件




「じゃあ、行ってくる」
「…はい。さようなら」
「最近事件が多いから不要な外出は避けるようにな」
「…いってらっしゃい。」



ガチャ。
降谷さんが安室透としてポアロへ向かったのを見送る。


あの日、降谷さんが彼女さんといるところを見てしまってからなんとも気まずい日々を過ごしている。

気まずくしてるのは私なんだけど。

あの人に彼女がいようが私には関係ないことだし
私だって普通に恋愛していいはずだけど
なぜか腹が立ち、彼とうまく話せない毎日が続いている。


朝早くに家を出たのを見送ってあげたのだけでも
褒めて欲しいくらいだわ。


あの困ったような顔!
私悪くないんだからね!


強気にそんな風に思っても
テーブルの上には綺麗なバランスの良い和食の朝食が並べられており、一瞬罪悪感に苛まれる。

箸に手をつけるも、少し、自分の態度を反省する。
すると、

Prrrr Prrr

スマホの画面には


「昴さん。もしもし」
『ハルさん。もうそろそろお迎えに参りたいのですが、大丈夫ですか?』
「はい!準備もバッチリですので、よろしくお願いします」
『寒いので、防寒具たくさん用意してくださいね。それじゃあまた』



昨日の夜に降谷さんにバレないように準備したスキー旅行の荷物。


そう。私は昴さんとスノーフェスティバルへ旅行に行くのだ!
降谷さんに許可なんてとってないけど、追いかけてくるほどあの人は暇じゃないはずだし、事後報告で乗り切れるはず!


あてつけみたいに見えるかもしれないけど、旅行も全然行けてなかったし!楽しみだなぁ〜!!



目の前の美味しいご飯を平らげて、
テーブルに一枚のメモを残した。



『友達と旅行に行ってきます。
ハル』



場所なんて書いてあげない。
これを見た時の彼の顔が見れないのが残念だけど
私は私で、自分の人生を楽しんでやろうと思うのだ。






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