第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
『はぁっ、ぁっ..ぁぅ"ぅ..あつい、からだ..』
シルバー『レイラ?これは..目の色が強くなっている..?』
『ぅ"、ぁ"ぁぁっ..!あつ、い..っ!』
シルバー『大丈夫か!?一体、どうして..』
セベク『どけ』
熱に唸る体に手を伸ばそうとしたが、それよりも早くセベクが横から抱きかかえる。首元にもたれ掛かった口元からは吐息がじわりと熱を帯びる
肩を支える手に力が入り、少しでも楽になればと汗ばむ額にキスを落とした
『はぁっ..ぁぅ..セベク。あり、がと..』
セベク『落ち着いて呼吸しろ。シルバーの魔力がお前の中に流れている証拠だ』
シルバー『!これが、親父殿が言っていた"他者の魔力が体に馴染む際の副反応"』
ーーその日の朝
ディアソムニア寮・リリアの部屋
リリア『よいか2人とも。魔力を注いだ後、恐らくレイラが何かしらの反応を起こすだろうが、それは魔力が体に馴染んでいる事への副反応じゃ。
供給される魔力が高ければそれだけ反応も強くなる。寮長クラスなら勿論じゃが、おぬしらでも起こる可能性はある』
シルバー『副反応?具体的にはどのような反応が出るのでしょうか?』
リリア『うむ..わしの予想では、馴染ませるために体の内側で魔力が激しく巡るとみて、発熱あたりかのう』
セベク『リリア様っ、もしそうなればどう対処すればよいのでしょうか!?高熱は放置すると危険が及ぶ..奴にもしものことがあったら..』
リリア『落ち着けセベク。熱といっても馴染むまでのほんの僅かな時間じゃ。ただその間は副反応に苦しむことだろうから、優しく声をかけて落ち着かせて見守るしかない』
『『見守るしか...』』
セベクの腕の中で何度か唸り声を上げ回る熱に耐えていたレイラだったが、ようやく熱が引いてきたのか呼吸が整いだし、脱力した体でセベクの胸に寄りかかる
『ふぅ..ごめん..も、大丈夫』
シルバー『良かった。苦しい思いをさせてしまったが、どうやら俺の魔力が馴染んでくれたようだな』
『ん。体あったかくて楽になったよ。ありがと』
セベク『ーーならば次は僕の番だな』