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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*





デュース『でも、あいつらを置いて逃げるなんて..!』


エース『周りよく見ろ。茨が寮の出口を塞ごうとしてる。このままじゃ、全員閉じ込められるぞ!』


オルト『今の僕らじゃ、マレウスさんに太刀打ちできない。まずは兄さんと合流して、装備を受け取るのが先決だ!』


シルバー『くっ..!待っていてくれ、ユウ、グリム....親父殿、レイラ!必ず戻る!そして、みんなを助け出してみせる!』




現時点でどうしようもできない状況に歯痒さを感じ拳を握りしめ、茨の壁の奥へと消えたユウとグリム、そしてその更に向こうで眠っているリリアとレイラを救うと誓うと、背を向け今にも茨によって塞がれそうな談話室の出口へと走り出した


シルバー『今はとにかく全員外へ!走れっ!』












最後に残っていたシルバーたちが逃げ終え、茨まみれの談話室にはマレウスと彼が吐いた魔力の炎、捕まったユウとグリム、そして未だに目醒めないリリアとレイラだけになっていた


マレウス『愚かな、人間ども...』


すっかり天井に空いた穴から空を見上げ、恐らく外ではシルバーたちが待ち構えているであろうという予感に夜空を恨めしそうに睨みつけ、マレウスは背中に生えた一対の大きな漆黒の翼を広げた


マレウス『僕の邪魔はさせない。邪魔する者は1人残らずこの炎で焼き払ってくれる』


ユウ『っ、ツノ太郎っ!!うわあああ!!』



飛び立とうと翼を動かすたびに強風が巻き上がり、蔓に体を拘束されていなければ簡単に吹き飛んでしまうところだった


もう一度彼の名を叫ぶが、そのライムグリーンがこちらをを見ることはなく、激しい風を巻き起こしながらマレウスはゆっくり浮上していく



そのあまりの風の威力は寝ていても体をもっていかれそうなほど強く、どこからか吹き飛んできたクッションがその後頭部に激突した



『..いたっ!!ぁぅぅ..ぅ、ぅ?むにゃ..あ、あれ?ここは..』


グリム『あっ、ユウ!レイラが起きたんだゾ!』


ユウ『レイラっ!!』


『ユウ、グリム!!ぅぅっ、この風は..』


ユウ『上見て!ツノ太郎がドラゴンになって、先に逃げた先輩たちを追いかける気だ!』



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