第107章 *到着スカーレット(リドルの夢)*
『『『!!』』』
『ぅぅっ..ん?』
ユウ『ギリギリセーフっと』
リドルの怒号に身を縮こませるが、途中で耳に伝わる響きが急にくぐもり、耳に温かい感触が伝わる。見上げるとユウが危機一髪といったように息を吐きながら、優しく耳を両手で押さえていてくれていた
『ぁ..ユウ。ありがと』
ユウ『どういたしまして』
リドル『ボクのお茶会で内緒話は禁止だよ!喋るなら、もっと大きく口を開けて!!』
シルバー『わ、分かった。んんっ..そうだ。リドルは魔法が使えないと言っていたな。では、地元の普通高校に通っているのか?』
リドル『え?学校なんか行ってないよ』
『『え?』』
リドル『ボク、勉強も学校もだーーーいっキライ!学校なんて退屈で、窮屈で行くだけ無駄!』
デュース『そんなことないですよ!!』
エース『おい、デュース!?』
デュース『あっ、すみません。つい大声出して..僕、昔はローズハートさんみたいに勉強も、学校も嫌いでした』
リドル『そうだろうとも。あんなもの、嫌いで当然だ』
デュース『でも、僕が授業が窮屈で退屈に感じてたのは、勉強が理解できなかったからで..当然っすよね。学校サボってばっかりだったんだから。でも..ナイトレイブンカレッジに入ってからは、先生だけじゃなく、寮長が丁寧に教えてくれる』
リドル『...寮長?』
デュース『僕たちの寮のリーダーです。僕とエース、あとクローバー先輩とダイヤモンド先輩はみんな同じ寮なんですよ!寮長が教えてくれるから、僕は少しずつ勉強が分かってきて..今じゃ学校も楽しいし、勉強もやりがいあります!』
リドル『ふ〜ん。でも、勉強が分かったからなんだっていうの?机に何時間もかじりついてたら、その間に世界中で起こっている楽しいことを全部見逃しちゃうよ。
そんなの、ボクは絶対に嫌だ!挿絵もないつまらない本なんか、1ページだって読みたくない』