第105章 *足跡ビーチ(エースの夢)*
エース『はぁ、はぁ..っ、あー、くそ!頭がクラクラする!』
ケイト『ははっ..よーやく、お目醒め?おはよ、エースちゃん♪』
エース『あんたが無理やり起こしたんでしょーが!ほんっと、意地悪ぃ先輩!』
リドル?『お前たち、エースを逃すな!偽物もろとも、首をおはねーーっ!』
『『『はい、寮長!』』』
エース『げっ!あいつらすげー勢いで追いかけてくる!どうすんのケイト先輩!?』
ケイト『けーくんに任せて!
レオナくん、みんな〜!助けて〜〜!』
迫る闇リドルたちを前にしたケイトのわざとらしい助けを求める声に、先陣をきって向かったレオナは小馬鹿にしたように鼻を鳴らして笑うと、どこか分かっていたように瞬時に杖を構えた
レオナ『なんだ?手出し無用じゃなかったのか?』
ケイト『それはエースちゃんに関してだけ。寮長と副寮長が出てきたら話が別!』
レオナ『ふん。都合がいいこった。まあいい..軽く体を動かしたいと思ってたところだ』
『エース』
エース『うおっ!..っと、お前いきなり飛びついてくんなって、あぶねぇじゃん!』
『..良かった。やっと目を醒ましてくれた。でも、お話はまた後でね。今はあれを倒さなきゃいけないから』
エース『レイラ...』
自身を庇うように前へと進み出る背中は、少し見ていない間に心なしか大きく見えた。その背が心強く見える反面、愛する人に小さな体を張って守られている己に腹が立ち、すぐさまレイラの腕を引き背に引き寄せた
『...なんで?』
エース『いくらオレが平凡な魔法士でもさ、好きなやつにカッコ悪いところばっか見せられるわけねぇじゃん』
『!...んふふ。ん、エースのカッコいいところ見せて』
ユウ『おー、働け働け〜。馬車馬のごとく』
エース『うっせ。戦力外は後ろで大人しくしてろっての』
デュース『エース!いっちょヤキ入れてやろうぜ!』
エース『ははっ!出た、デュースのワル語録。
...オッケー。すぐに詰んでやるよ!』