第105章 *足跡ビーチ(エースの夢)*
セベク『うぐっ....し、しかし、あの人間はユウたちの言葉を真剣に取り合わず..!』
シルバー『お前は俺の"これは夢だ"という言葉をすぐに受け入れたか?受け入れるどころか、戦いを挑んできただろう』
セベク『そ、それは..そうだが..』
シルバー『お前は、お前の尊大な態度を受け流し、許容してくれる者たちに甘えすぎた。
よく反省しろ!』
地を撫でるような威圧と叱責にそれ以上反論をすることが出来ず、すっかり萎縮しモゴモゴと口を吃らせながら静かに目を逸らしていった
セベク『..う、うるさい..貴様に言われずとも..』
グリム『こんなに声が小さいセベク、初めて見たんだゾ』
デュース『シルバー先輩って、優しそうに見えて意外と厳しいんだな』
ユウ『なんていうか、あの人もちゃんと兄っていうか、先輩やってんだなぁ..』
常に柔らかい印象の彼が初めて見せた、後輩へと檄を飛ばす厳しい姿に、3人はひっそりと驚きと同時にどこか感心しながら、2人のやりとりを見守った
『ぅぅぅ..っ、ぐすっ..ぅ、ぁ..』
ケイト『レイラちゃん、ダイジョーブだよ』
一方、シルバーたちが話している間にも、話の輪から少し離れたところで、ケイトはひたすら甘い声で優しく撫でながらあやし続けていた。それでもレイラの嘆きは止まらず、泣き声はいつの間にか懺悔へと変わっていた
『..なさい。ごめ、なさい..ごめんなさい。ごめんなさい、ごめんなさい。ちゃ、んと、するから..良い子に、するから..っ、ぅぇぇっ..!』
ケイト『なぁんでレイラちゃんが謝るの?誰も君に怒ってないし、悪いことなんてしてないでしょ。
良い子だよ。レイラちゃんは、良い子』