第104章 *法廷アライバル(ケイトの夢)*
ケイト『知らないのに、知ってる..これは。ぐうぅっ!』
『!ケイさんが目を醒ましかけてる』
シルバー『よし、このままケイト先輩が目醒めてくれれば..』
リドル?『させるものか..お前ら全員、首をはねてやる!
首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)!!』
『『うわあああーーー!!』』
『ぁ..ぅぅっ!』
ユウ『危ない!3人とも避けて!!』
ユウの必死な呼び声が響くも完全に意表を突かれ、目の前には既にリドルのユニーク魔法が迫る。シルバーたちでさえ反応に遅れ、気づいたときにはもう魔力封じの枷が3人の首にかかろうとしていた
ただ一人、ケイトにはその一瞬の出来事がまるでスローモーションのように流れていき、蓋をされていた記憶が断片的に彼の脳裏に浮かびあがる
大勢の寮生に見守る中、無謀にも寮長に挑んできたデュースたち1年生。彼らをあっという間に首枷で封じたリドルの冷徹な横顔
途切れ途切れの記憶は突如として鮮明な思い出となりケイトの脳裏に映し出されていく
ケイト『ーーーっ!これは..この光景は..
あ、あああ..あ"あああああぁぁぁっ!!』
激しい頭痛が記憶の波とともに襲い来る。あの日、決闘の末オーバブロットしたリドルを全員で必死に止めたこと。やり直しのパーティーでヒリついていた寮がようやく柔らかくなり、その場にいた全員が笑みで溢れていたこと
何よりも忘れられなかったはずの思い出が一斉に蘇り、夢の殻が音を立てて割れ落ちた