第104章 *法廷アライバル(ケイトの夢)*
カンカン!
リドル?『被告人、前へ!』
そんなことを話している間にガベルが鳴り響き空気が静まると、リドルの呼び声に一人の寮生が前へと進み出た。すると小脇に抱えていたバインダーを取り出し、リドルはその寮生の罪状を読み上げ始める
リドル?『被告席の寮生は恐れ多くも寮長を誘ってクロッケーのゲームを行い..その折に故意に計画的な悪意のもとに我々の愛すべき寮長を困らせ、悩ませ...』
ケイト『あ〜〜っと、リドル君。その辺は全部飛ばしていいから、けーくんが怒っちゃったとこから読んでくれる?』
長くなりそうな読み上げに面倒くさくなり飛ばすように命じると、すぐにパラパラと何十枚も紙を捲り最後のページへ飛ばしていった
リドル?『...よって寮長を怒らせたのである!』
ケイト『んじゃ、判決を聞かせてあげるね♪』
ユウ『いや、早っ!裁判ってもうちょい色々手順踏んでから判決するもんじゃないんですか!?』
オルト『弁護人の弁論や、陪審員の評決は?』
セベク『こんな一方的な裁判、あっていいはずがない。でたらめだ!』
ケイト『そういうのはめんどくさいから、うちでは判決が先なの!というわけで〜..
オレがムカっと来ちゃったから、君は有罪!』
ハーツ寮生『えぇ〜、そんなぁ!!』
ケイト『リドルくん、首はねちゃって〜』
リドル?『はい、寮長。オフ・ウィズ..』
トレイ?『ちょっと待った。ケイト寮長..証人を1人か2人呼ぶのはどうだ?今日は特別な"お客様"も来ていることだし..な?』
リドルの魔法発動を遮るように進み出ると、その言葉にケイトは少し考え小さく頷き、りょ〜と軽い返事で首をはねるのをやめさせた
トレイ?『よし。じゃあ、デュース!証人を連れてきてくれ』
デュース『えっ、僕ですか!?でも証人なんて言われても..』
リドル?『ケイト寮長はこの後、マジカメのライブ配信予定があるんだ!早くおやり!』
デュース『はい、寮ちょ..じゃなかった。ローズハート先輩!』
リドルの覇気に気圧されながら列から抜け出し後方で見ていたこちらへと駆け寄ると、グリムの首根っこと、手を繋いでいるユウとレイラに手を伸ばした