第104章 *法廷アライバル(ケイトの夢)*
リドル?『ケイト寮長!裁判の開始時間をもう15分も過ぎています』
トレイ?『レオナたちとは、裁判が終わった後にお茶をしながらゆっくり話そう。な?』
トレイ『おっと、ごめんごめん!ま、ハーツラビュルにようこそ〜ってことで。それじゃあ〜.
裁判、始めちゃいまーす!』
イデア『誤魔化すにしたってもう少し別の言い訳があるだろうが..とか言ってたくせに結局乗るんだ。草』
レオナ『どんな荒唐無稽な嘘でも、吐き通せば真実になる。さて、順調に夢の主が見つかったわけだが』
デュース『まさかダイヤモンド先輩が、寮長になる夢を見てるなんて..ちょっと、いや、かなり意外だ』
イデア『流石はレッド担当、陽キャ揃いのハーツラビュル。隙あらばリーダーやセンターになりたい奴らの集まりってわけね..やはり永遠に相容れない』
レオナ『ふん。この学園じゃ、寮長になりたくないってやつを探す方が難しいだろ』
『そうなの?』
レオナ『ああ。寮長の称号は、何らかの突出した力を持っていることの証明だ。相手を屈服させ、群れの頂点に君臨する..誰かに従うより、よほど気分がいい。
そうだろ?イデア"寮長"』
イデア『..まーね。自分より無能な人間の下で生活したくありませんし、ヒヒッ!』
レオナ『お前だってそう思うだろ?』
『...オンボロ寮には寮長がないから分かんないけど、誰かを従わせたいって気持ちはちょっと分かる』
ユウ『え』
レオナ『ふん。お前も、段々とそういう"気"が出てきたじゃねぇか』
イデア『ふひっ。可愛い顔したヒロイン氏も、中身はナイトレイブンカレッジ生ですな』
瞳の奥に隠れたギラつきにゾクリと寒気が走り、2人は小さな兎の秘めた獰猛さに思わず笑みを深めた