第104章 *法廷アライバル(ケイトの夢)*
セベク『これでよし。さあ、僕たちも法廷へ向かうぞ!』
『...』
ユウ『どうしたの?』
『さっきのエース、鳥さん飛んでなかった。じゃあ、この夢は誰のなんだろって思って』
セベク『それを確かめるためにも、早く法廷に向かうぞ』
『ん』
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ハーツラビュル・法廷
暫く歩いていると、ある建物の中にハーツラビュルの寮生たちがぞろぞろと入っていくのが見え、それに着いていき中へと足を踏み入れる
シワ1つないレッドカーペットが敷かれた広い空間には、やたら高い位置にそびえる裁判官席が異様な圧を放ち、陪審員席も傾いた造りとなっていた
初めて訪れたハーツラビュルの法廷に圧倒されていると、カンカン!とガベルが鳴り響き、シルバーたちも含めザワついていた周りの寮生達も静まり、その視線は裁判官席の足元へと注がれる
?『マジカメに"もうすぐ到着する"と寮長からのメッセージがあった。そろそろ始まるぞ』
?『静粛に!トランプ兵はスートごとに整列!』
デュース『あれはクローバー先輩と..ローズハート寮長!?』
そこには副寮長のトレイと、まだ到着しているはずのない寮長のリドルが立っていた。寮長であるはずの彼が何故かもうこの場にいて、これから寮長が来るという謎の状況にデュースたちに困惑の空気が漂う
デュース『なんで厳格な寮長が、法廷に制服姿で?』
『リドルさん、ハートがついてる』
ユウ『てことはあの人もエースたちと同じトランプ兵。つまり寮長は別にいるってこと..』
『もしかして...』
その時、ラッパのファンファーレが高らかに鳴り、法廷の扉がバン!と勢いよく開け放たれると、すごいスピードで何かが寮生やデュースたちの前を駆け抜けていく
リドル?『我らがリーダー!赤き支配者!
ケイト寮長の、おなーりー!』