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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第87章 *懐刀インパクト*








バリバリバリッ!!!




シルバー『くっ..!!』


『ゃ..や、だ..っ!!やめて..っ!』


手を伸ばし肩に触れると激しい衝撃が体に走る。それでもシルバーは離すどころか一層体を寄せて落ち着かせるように抱きしめる


シルバー『っ、大丈夫だ。もう、大丈夫なんだ。ゆっくりでいいから、呼吸を整えろ』


『っ..ゃ..ぁ..やだ、やだ....なさい、ごめ、なさい..ごめんなさい..っ!!』


狂ったように謝り続けるレイラに、セベクは見ているだけで心が張り裂けそうだった


こんなにも小さく、殺意を向けられ怯え震える彼女に、自分がかつて放った言葉の刃がどれだけ傷つけたのかと罪悪感がのしかかる


セベク『(だからこそ..)』


拳を握りしめ二人に近づき、怪我をしていない方の肩に手を置き労るように撫でる


瞬間、体に走る痛みに耐えながら、なお落ち着かせようと撫でるのをやめない




セベク『っ..レイラ、頼む..僕を見てくれ』


『ぅぐ...っ、ぅ"ぅぅぁぁぁ..っ..!』


セベク『レイラっ!』


何度呼んでも俯いたまま泣き叫び続け、このままでは駄目だと判断すると、顎を掴み半ば強制的に顔を上げ目を合わせた


セベク『僕を見ろ!貴様は..うぐっ..貴様は、今の僕を見てまだ拒み続けるのか?っ..僕やシルバーを、このまま丸焦げにするのか?』


『ゃ..そ、なの..ゃ..っ..』


セベク『ならば呼吸を落ちつけろ。貴様がその拒みをやめるまで、僕らはずっとこうしている』


シルバー『ああ。お前が落ち着くまで側にいるから、っ..大丈夫だ』





拒絶の黒い雷が収まったのは、それから数分後のこと。その間も、二人は決して離れることなく雷の痛みに耐え続けた























リリア『..なるほど、レイラが黒兎の"他者を操り、使役する力"を使って、街に出た魔獣や他の連中..そして俺のことも支配していた。


何故なら銀の梟どもの手先で、俺たちを内部崩壊させるため..か。で、危惧したお前はそれをレイラに振るったのか』



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