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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第87章 *懐刀インパクト*





リリア『..恨んだか?自分の運命を』


『恨んでるよ..今でもずっと。でも、これはもう変えられないでしょ?だから..ちょっと諦めてる』


リリア『...』


『でもね、諦めたけど少しでも幸せになれるように、上手く付き合えたらいいなって思ってる。まだ全然弱いけど、私にできることを大好きな人たちのためにしたい。そしたら、その人が幸せになる。


大好きな人たちが幸せなら、私が幸せ』




リリア『..他人のためにそこまでやって、それで本当にお前が"幸せ"とやらになれんのか?ただの身勝手な自己犠牲だろ』


『ん、そうだよ。いつも好きな人達が優しくして、守ってくれるから、それのお返しになればいいっていう私のワガママ』


リリア『はっ、壊れてんな..お前。その"好きな人達"とやらも、お前にそこまで想われてとんでもない幸せ者だな』


嫌味たっぷりに鼻で笑うと、レイラは不服そうにするどころか、寧ろ口角を上げて嬉しそうに笑った


『えへへ..じゃあ、リィさんもその"幸せ者"だね』


リリア『は?何言ってんだ。それはお前の"好きな人達"の話だろうが。なんでそこに俺が、』










『?だって私、好きだよ。リィさんのこと』










リリア『は!!??』


赤い瞳がこれでもかと大きく見開かれる。同時に胸の奥を甘く穿つ感情が全身を駆け巡り、一瞬頭が真っ白になりそうになった


リリア『お前が、俺を、好き?たった数日で何でそうなんだよ。マジで意味分かんねぇ..』


突然のカミングアウトに頭が重くなり、曲げた片膝の上に片腕を置き、頭を押さえた


『リィさんは優しいよ。それにあったかくて、強くて、みんなから頼りにされて、誰よりもこの国の人達(妖精)を想ってる』


ちょっと意地悪なとこあるけど、と付け足し柔らかく微笑んだ。横目で見ていたその笑顔にまたしても胸の奥が穿たれる


『あ、あとね、』


リリア『っ、あー分かった、分かった!もう言うんじゃねぇよ。とりあえず、お前の気持ちは受け取った』


『ん』




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