銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第21章 バレンタインなる物があるらしい
今日は何故か外出許可が降りて玉狛に来ていた。
『なんか懐かしい?って言うんだっけこの気持ち……』
「そりゃそうでしょ。アンタは旧ボーダー創立からいるメンバーなんだから。私よりも先に入隊してたし、アンタと灯影はトリオンが多すぎて、香織さんが1人で面倒みれなかったからここで城戸さんと一緒に暮らしてたのよ。部屋もちゃんと残してあるわ。行ってみる?」
『(また灯影……一体誰のことなんだろう。)うん。行く。』
階段を上がり3階へと目指す。
登りきると、一番日当たりのいい部屋に2つのベッドと大量の資料と本が置いてあった。
その資料をひとつ開いてみると日記のような文字が書かれていた。筆跡はおそらく僕ではない。
なら一体誰がこれ程までの量の資料を書いたのか。
「それ全部城戸さんが作った資料よ。」
『なぜこんなにも資料があるの?』
「海影……あんた薄々気づいてるのに聞いてるでしょ。」
『バレた?知ってるよ。【共鳴】でしょ?ハイレインから散々説明されたよ。』
ヘラりと笑う彼女見て、小南はぐっと拳を握りしめなが海影の質問に答える。