第69章 未来(火神大我)
「ふ、ぁ…っ…んん、」
「…っあつ」
私に合わせてなのか、ゆっくりと押し進められるそれに居心地が良くて。
目の前にある大我くんにしがみつく。
「はぁ…どした?」
「た、いがくん…っ」
「…あぁ、」
「す、き」
「っ…!」
「すきだよ、大我く、ん」
「…あぁ、俺も好きだ」
お腹の奥はすこしキツイけれど、それ以上に”好き”という感情が私の中を駆け巡る。
大我くんの額から落ちてくる汗に、前髪をかき上げた彼の表情に背筋がぞくりとした。
「っ…締めすぎ」
「だ、って、ぇ…!」
「…ほんと可愛い、可愛いぜ頼華」
ただただ大我くんから与えられる快感に身を委ねるしかなかった。
「も、だめ…また、きちゃ、」
「…一緒に、な」
ドクリ、と膜越しに放たれた熱は私の中で熱く溶けていく。
「…っ」
「…大我、くん…?」
ぽたり、と私の頬に落ちてきたもの。
「泣いてるの…?」
「…もう、夢じゃねーんだな、」
「…そ、うだよ、夢じゃないよ、」
「…っあぁ」
「夢じゃなくて、よかったねぇ」
「…頼華まで泣くのかよ」
「だ、って…!」
大我くんの綺麗な涙。はじめてみた。
大我くんの涙をみて、私まで泣いてしまって。
お互いを想い合ううちに固く結ばれた心。
夢じゃない、そう理解した高1の冬。
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「まだ来ないねー」
「あ、ぱ!」
「もうすぐかな?」
「だー!!」
「悪ぃ、遅くなった!」
「あ、ほらパパ来たよ」
「だぁ!」
「ふふ、大我くん寝癖ついてる」
「え、まじで!?どこ!」
「ここー!」
「久しぶりのデートなのに寝癖ついてるとか笑えねー…」
「でも大我くんらしいから私はすきだよ?」
「っ…たく、可愛い顔してんじゃねーよ頼華」
今はもう、大丈夫。
つないだ手を離さないように。
ほんとにend
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お久しぶりです。
一気に書いてみましたがどうでしたか?
未来ifまで書いてしまった笑
亀かもですがのんびり更新して行けたらと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。