第1章 君の中に墜ちる
…十分理解しているつもりなのに、恥ずかしさと申し訳ない気持ちと、今からすることへの抵抗と罪悪感…色々な感情が入り乱れて身体が強張る。
――これは恋人同士でするそれとは違う
まさかこんな形で初めてを失うなんて思ってもいなかった。
審神者になった時点で少なからず恋愛を諦めていた自分だったけど、いつかは好きな人と…と淡い期待をどこか胸の奥で抱いていた。
でもこれは私が自分自身で選んだ道。
可哀そうなのは私ではなく私の犠牲になった大倶利伽羅。
目をギュっと瞑り、泣いてしまわないように懸命に心を押しとどめる。すると、やんわり胸を触っていた大倶利伽羅の動きが止まった。
「余計なことを考えるな…」
目を開けると金色の瞳が私をじっと見下ろしていた。
「あんたは良くやっている、自分を責める必要はない」
「おおくりから…」
それから、慈しむように体のあちこちに口付けられた後、胸の先端をかぷりと咥えられた。
「…っ」
戸惑いながらも大倶利伽羅が与えてくれる心地よい波に呑まれていく。
そして、胸に触れていた手が体の線を辿りながらお腹を優しく撫でて、そのまま下におりていき、ショーツの中に手が直に潜り込んできた。