刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第37章 修行
――そして
「大倶利伽羅さんお帰りなさい!亀甲さん、改めて我が本丸へようこそ~!かんぱーい!」
大倶利伽羅さんの修行帰還祝いと、亀甲さんの顕現祝いの宴が行われた。
私の容姿もすっかり元に戻り一安心だ。
慣れ合うつもりはない、といつも皆と距離を取っている彼に普段はあまり構わない刀剣達も、今日は特別なようでお酒を片手にじゃんじゃん絡みに行っている。
勿論亀甲さんも同じように絡まれていて、微笑ましい光景に自然と目尻が下がる。
「大倶利伽羅さん飲みましょう!」
「…慣れ合うつもりはない」
「え!修行後もそれですか?言っておきますけど、大倶利伽羅さんがいない間大変だったんですからねっ」
「そうらしいな」
「ノリ悪いなぁ…!昨日の手合せの事怒ってんの~?だってあんな面白そうな手合わせ、アタシも混ざりたいじゃないかっ!それにアンタだって本気でアタシにくってかかって来てただろ?もうそのことは水に流してさ…次郎ちゃんと楽しく飲もうよぉ~!」
「今夜くらいはちったあ付き合ってくれてもいいだろ?」
鯰尾くんの誘いを断りながらも、次郎ちゃんに無理やり肩を組まれながらげんなりしている大倶利伽羅さん。そして横からすかさず日本号さんにお酒を注がれている。