• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第37章 修行


鶴丸が運んでくれた昼餉を執務室で食べていると、次々と私の様子を心配そうに覗いてくる刀剣達。

だけど…私を見た途端、皆が皆原因を悟りなんとも言えない表情で執務室を出ていく…短刀ちゃん達でさえも…

国広くんに至っては「具合が悪いと聞いたから、薬研に精力のつく飲み物を作ってもらった」と執務室に入ってきたはいいけど、やっぱり私を見た途端目を見開き顔を赤くしながら「そ、そういう理由だったのか…邪魔したな…」と何とも気まずそうに目線を逸らし、すっと机に飲み物を置いて出ていってしまった。


「ご主人様~ぼくが看病してあげるよっ」


時間差で声を弾ませて現れた亀甲さんは私を見た途端、ギョッとしたように私を見つめてきたが、国広くんが置いていった薬研特製ドリンクの横に、持ってきたレモンゼリーを置きジト目で大倶利伽羅さんを見る。そして苦い顔をして去って行った。

もう無理だ…

恥ずかしくて皆の前に出れなくて、私は部屋に籠城した。


その後前田くんに呼ばれた大倶利伽羅さんは、粟田口から手合せという名の制裁を受けていた、と面白がっている様子の鶴丸から聞いた。

勿論その日の夜に行われる予定だった宴も、こんな姿で参加するには恥ずかしすぎるので次の日に持ち越すことになった。


/ 1329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp