刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第34章 神気
私が大倶利伽羅さんに片思いしている時、彼女の言葉でどれだけ救われたか…なのになんの力にもなれない自分が腹立だしい。
「ごめんね!久々に会ったのにこんな暗い話…私の事はいいからっ、大倶利伽羅とあなたの馴れ初め!!聞かせて!」
「良くないですっ、そんな辛そうなのに。私なんかじゃ力になれないかも知れないけど…そ、そうだ!うちの光忠に話してもらうとかっ!」
私が彼女のところの光忠に何か言ったところで「余計なお世話だよね」って言われそうだし…それなら同じ光忠なら少しは話も分かるかもだし、もしかしたらいい方向に向かうかもしれないと、そう思った。
「あなたの光忠と?」
「はい、同じ刀剣同士なら話しやすいかもだし、個体差があるといっても考えることは似たり寄ったりだと思うので、お互いに共感できる部分も沢山あるかと思うんです。最近嫉妬するように変わってしまったんですよね?だったら、尚更おかしいなって思う所は冷静な意見を言えるんじゃないかと…」
光忠同士なら腹を割って話せるかも知れない。
「なるほど…うちの刀剣達が話してくれた事はあったけど、光忠同士は試みたことなかったしいい案かも知れないわね…でも、」